グッバイ・レーニン!
2004年4月18日 映画事前の予想:共産主義の崩壊を認めようとしない頑固つーか、ちょっと○○で支配的な母に翻弄される青年の痛い日々を綴った物語→観終わって気分はどんより、、。
全然違っとりました、はい。
まあ今回に限ったことではないのですが、映画批評に目を通さないことが多いので、大まかな設定しか知らなかったのですが、キレーに予想は外れました。
母が共産主義の崩壊を知らない事も、何故それを周囲が隠し(騙し?)通そうとするかも、やや強引ながら十分理解できる設定。
私は「人はみなマヌケで切ない生き物である」という事がちゃんと描かれている映画が好きだけど、ここに登場する人々はまさにそれ。かなり笑わせてくれつつ切なさもそこここに。
後半の父親の登場にはちょっと?でもありましたが。まあ、母親の心の襞を描くのには必要なのかとも思ったり。
皆、自分の居場所を探して苦しんで、でも最後はどうやら居場所を見つけられそうで。甘々ではなくほろ苦くも後味の良い秀作でした。
一番印象的だったのはフラフラとアパートを出た母親に、撤去されたレーニン像が覆い被さるように搬送されるシーン。観ている方も胸が苦しくなるような不思議な怖さがあった。
余談:一緒に観たKちゃんと帰りに食事しながら東ドイツつながりの「ヘドウィグ」の話題になったけど、三上博史の(ほぼ)一人芝居で上演予定とか。三上博史のヘドウィグって、、ベタすぎないか?
全然違っとりました、はい。
まあ今回に限ったことではないのですが、映画批評に目を通さないことが多いので、大まかな設定しか知らなかったのですが、キレーに予想は外れました。
母が共産主義の崩壊を知らない事も、何故それを周囲が隠し(騙し?)通そうとするかも、やや強引ながら十分理解できる設定。
私は「人はみなマヌケで切ない生き物である」という事がちゃんと描かれている映画が好きだけど、ここに登場する人々はまさにそれ。かなり笑わせてくれつつ切なさもそこここに。
後半の父親の登場にはちょっと?でもありましたが。まあ、母親の心の襞を描くのには必要なのかとも思ったり。
皆、自分の居場所を探して苦しんで、でも最後はどうやら居場所を見つけられそうで。甘々ではなくほろ苦くも後味の良い秀作でした。
一番印象的だったのはフラフラとアパートを出た母親に、撤去されたレーニン像が覆い被さるように搬送されるシーン。観ている方も胸が苦しくなるような不思議な怖さがあった。
余談:一緒に観たKちゃんと帰りに食事しながら東ドイツつながりの「ヘドウィグ」の話題になったけど、三上博史の(ほぼ)一人芝居で上演予定とか。三上博史のヘドウィグって、、ベタすぎないか?
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